2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

 兵法基本原則

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 兵法 弱をもって強に勝つ戦略・戦術

謀攻篇 彼ヲ知リ己ヲ知ル彼我の戦略を分析・検討したうえで、勝算があれば戦い、勝算がなければ戦うべきではない。 勝算もなしに、闇雲に戦いを挑むのは愚作である。 虚実篇 人ヲ致シテ人ニ致サレズ主導権を奪取しなければならない。 相手のペースに乗らず、…

孫子について

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E6%AD%A6#.E5.AE.B6.E7.B3.BB有名な命題 彼ヲ知リ己ヲ知レバ、百戦シテ殆ウカラズ人間及び人間心理に対する深い洞察に裏打ちされている。

あえて後に退く「勇気」

多キハ勝チ、算少ナキハ勝タズ。シカルヲ況ヤ算ナキニ於イテヲヤ 日本人は当たって砕けろ式の玉砕戦法に訴えがちな性癖がある。 この方法で勝ったとしても、それはあくまでラッキーな勝利で、誉められた勝ち方ではない。確かな計算(読み)のうえに立って行…

リーダー「5つの条件」

将トハ、智、信、仁、勇、厳ナリ「智」勝算のあるなしを見分ける力。情況を読む力、或いは先見力(後天的な能力) 「明」人ヲ知ル者ハ智ナリ、己ヲ知ル者ハ明ナリ(先天的な能力) 「信」ウソをつかない。約束を守る。 綸言、汗ノ如シ->取り返しがきかない。…

勝算を読むカギ

一ニ曰ク道、二ニ曰ク天、三ニ曰ク地、四ニ曰ク将、五ニ曰ク法「道」大義名分、自国の国民だけでなく、他国の国民からも支持されるような目標の設定。 「天・地」天の時、地の利 「将」将軍の有能さ 「法」組織管理

長期戦は避ける

戦いはできるだけ回避し、別の手段で目的を達成するように努める。 万一やむを得ず戦う場合も、長期戦は避けて短期収束を図らなければならない。 (長期戦になれば、軍は疲弊し、士気も衰える。)勝敗を決定する一つのカギは、食料、物資の補給能力。短期収…

 聡明な勝ち方

兵ヲ用ウルノ法ハ、国ヲ全ウスルヲ上トナシ、国ヲ破ルハコレニ次グ 戦いの仕方というのは、敵国を痛めつけないで降伏させるのが上策である。 撃滅してしまうのは次善の策にすぎない。解釈1:痛めつけ、叩き潰そうとすれば、そうはさせまいと相手も激しく抵抗…

戦わずして勝つ

外交交渉によって相手の意図を封じ込める 謀略活動によって相手を内部崩壊に導く 上兵ハ謀ヲ伐ツ。ソノ次ハ交ヲ伐ツ。ソノ次ハ兵ヲ伐ツ。ソノ下ハ城ヲ攻ム。城ヲ攻ムルノ法ハ、己ムヲ得ザルガタメナリ。最高の戦い方とは、事前に敵の意図を見破ってこれを封…

トップの務め

トップは必ずしも有能である必要はない。有能な人材を育て、信頼して仕事をまかせること。人ヲ疑ワバ用イズ、人ヲ用ウレバ疑ワズ

 相手を読み、自分を知る

己を知って敵を知らなければ、勝敗の確率は五分五分である。敵も知らず己も知らなければ、必ず敗れる。判断を見誤る原因 ①調査不足 ②希望的観測 ③思い込み何か新しいことを始めるときには、可能な限り調査をし、調査したデータを客観的に判断する冷静さを失…

勇戦敢闘の否定

善ク戦ウ者ハ、勝チ易キニ勝ツ者ナリ。故ニ善ク戦ウ者ノ勝ツヤ、智名ナク、勇功ナシ戦上手は、無理なく自然に勝つ。だから勝っても、その智謀は人目につかず、その勇敢さは人から称賛されることがない。誰にでもそれとわかるような勝ち方は、最善の勝利では…

「定石」と「応用」

「正」一般的なもの、正常なもの ⇒定石 「奇」特殊なもの、変化するもの ⇒応用正は奇を生じ、奇はまた正に転じ、円環さながらに連なって尽きない。 従って誰もそれを知り尽くすことができない。まず定石を理解することは重要である。 しかし、定石を理解して…

三つの備え

治乱ハ数ナリ。勇怯ハ勢ナリ。強弱ハ形ナリ。 治乱を左右するのは統制力のいかんであり、勇怯を左右するのは勢いのいかんであり、強弱を左右するのは態勢のいかんである。①数 指揮命令系統を確率して、しっかりした組織管理を行うことである。そうすることで…

労少なくして功多し

攻メテ必ズ取ルハ、ソノ守ラザル所ヲ攻ムレバナリ。守リテ必ズ固キハ、ソノ攻メザル所ヲ守レバナリ攻撃して必ず成功するのは、敵の守っていない所を攻めるからである。守備に回って守り抜くのは、敵の守っていない所を守っているからである。人と同じことを…