「定石」と「応用」
「正」一般的なもの、正常なもの ⇒定石
「奇」特殊なもの、変化するもの ⇒応用
正は奇を生じ、奇はまた正に転じ、円環さながらに連なって尽きない。
従って誰もそれを知り尽くすことができない。
まず定石を理解することは重要である。
しかし、定石を理解していれば勝てるかといえば、そうはいかない。
勝つためには、定石を頭にたたきこんでおくだけでなく、さらに臨機応変の運用に熟達する必要がある。
臨機応変の運用に強くなるためには、実戦経験を積まなければならない。
実戦のなかで鍛えられることによって、定石以外の知恵が身についいていく。
定石はしっかり頭に叩き込んでおき、その上で実戦経験を積む、これが肝心な点である。
実戦以外の方法
事例研究。(歴史書)
先輩の経験に学ぶ姿勢。